123階建て第2ロッテワールドのコア部メガ柱に亀裂=韓国

123階建て第2ロッテワールドのコア部メガ柱に亀裂=韓国

2013年02月04日10時34分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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第2ロッテワールドのコアとなる7番メガ柱の8階建設現場に現れた亀裂。
  3日午後ソウル・蚕室(チャムシル)の第2ロッテワールド工事現場。休日に降りしきる雪の中でも建設装備は忙しく動いていた。2011年6月に起工されたこの建物は現在エレベーターが通る中心部の場合33階まで骨組みが上がった。高さ555メートル、地上123階を支えるコアとなる8つのメガ柱は17階まで工事が進行中だ。

  施工者であるロッテ建設は着工当時3日に1階ずつ上がる「3日循環工程法」など純国産の最新式工法を使い2015年10月までに完工するという目標を立てた。

  だが、この建物の5・8・9階のメガ柱11カ所から肉眼で確認できるほどの亀裂が発生し、安全性の問題が提起された。この建物の監理社である韓美グローバルは昨年10月25日に「作業指示書」で「メガ柱9階鉄骨溶接部位のコンクリートで亀裂が発生した。亀裂部位が深刻な水準のため設計士・監理団などと溶接方法を協議する前の追加溶接は不可だ」という意見を出したことが3日に確認された。作業指示書は▽溶接による亀裂防止策の提出と協議▽すでに発生した亀裂(5階6・7番メガ柱亀裂含む)に対する構造物診断専門業者の精密安全診断の実施▽亀裂保守策提出などをロッテ建設側に要求した。また「溶接による類似の亀裂発生が予想されるため検討を望む」と付け加えた。

  世界最高層の建物であるアラブ首長国連邦のブルジュ・カリファの工事に参加した外国系専門家は、「亀裂の原因が明らかになるまでメガ柱に追加負担となる工事を中断せよとの意味とみるべきだ」と話した。

  それでもロッテ建設は「安全上問題はない」という精密安全診断が出る前なのにメガ柱の階数を上げていった。40日余り過ぎた12月になり構造物診断業者にS社を選定し亀裂に対する診断を受けた。S社は依頼を受けて3日で構造安全に問題がないという意見書をロッテ建設に渡した。

  S社関係者は、「当時現場でメガ柱の亀裂状態を目で確認し、設計図面を基に追加工事作業に問題はないという判断を下した」と話した。だが、亀裂による安全性への危険に対する精密検査はしなかったと付け加えた。S社関係者は「ロッテ建設から所見書を提出するよう要請を受けただけで、亀裂の原因を検証するためのテストや亀裂補強作業をするようにとの指示はなかった」と話した。

  中央日報が確保したメガ柱の亀裂写真とS社の「構造安全検討書」を見た専門家らは、「この亀裂は超高層ビルのメガ柱にあってはならない欠陥」と指摘した。超高層ビルに精通したK教授は、「この亀裂は一般的なコンクリート建物に現れるものより深刻な水準。亀裂の原因を正確に診断する必要がある」と強調した。

  これに対しロッテのパク・ヨンイン蚕室プロジェクト総括理事は、「該当の亀裂はコンクリートの問題とみるより溶接のためにできたのは確実だ。コンクリートというものはもともと亀裂が入る性質があるが、この程度のひびを問題にして工事を中断することはできなかった」と話した。

  中央日報はロッテ建設に亀裂現場に対する確認を要請したが「内部での議論の結果、建設現場に報道機関を入れた事例はないという結論が出た」との回答を受けた。第2ロッテワールドの完工予定は2015年10月だ。現在の工程率は9.7%で当初目標の15%に比べ遅れている。
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