韓国とは対照的な日本女子サッカー…選手4万人にスポンサーまで

韓国とは対照的な日本女子サッカー…選手4万人にスポンサーまで

2012年10月30日11時00分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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中村修三・日本サッカー協会(JFA)女子部長
  韓国女子実業団サッカー、WKリーグのチャンピオン決定戦第2戦が行われた29日晩、京畿道高陽総合運動場。韓国女子サッカーの女王を決める日だったが、観客席はがら空きだった。サッカーチームの母体の大教と現代製鉄から来た関係者の応援の声だけが大きな競技場に響いていた。

  この日の試合の入場料は無料だった。試合はディフェンディングチャンピオンの高陽大教が現代製鉄に3-1で勝った。高陽大教は第1、2戦の合計3-2で勝ち、リーグ通算3度目の優勝を静かに祝った。

  隣国ではあるが、日本と韓国の女子サッカー状況は全く違う。日本サッカー協会(JFA)の中村修三女子部長は「日本で女子サッカーは人気スポーツ」と紹介した。

  25日に坡州(パジュ)国家代表トレーニングセンター(NFC)で大韓サッカー協会主催の女子サッカー活性化ワークショップに出席した中村部長は講演の後、中央日報の取材に応じ、日本女子サッカーの成功の秘訣を説明した。

  2011国際サッカー連盟(FIFA)女子ワールドカップ(W杯)優勝国の日本の女子サッカー選手は4万人に達する。22チームにのぼる実業団リーグも人気だ。リーグ上位チームの試合には平均1万5000人の観客が入る。

  一方、韓国女子サッカーは多くの問題を抱えている。2011FIFAワールドカップ(W杯)、2012ロンドンオリンピック(五輪)本大会進出を逃したのに続き、実業団チームが次々と廃部危機を迎えている。水原施設管理公団が廃部をかろうじて免れたところだが、26日には忠南一和がチーム解体を通知した。

  中村部長は「過去に日本も母体となる企業の事情がよくない時は、実業団チームの廃部が時々あった」とし「今はリーグと各チームにスポンサーが付き、そういうことはない」と話した。

  スポンサーが付くほど日本女子サッカーの人気が高まったのは「国際大会での成績」だった。中村部長は「昨年、日本女子代表チームがW杯に行く時、空港は閑散としていたが、優勝して帰ってきた時は大勢の人々に出迎えられた」と振り返った。

  日本女子代表の試合の視聴率は40%に達する。なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)は昇降制で運営される。1部に10チーム、2部(チャレンジリーグ)に12チームある。毎年、上・下位リーグ1チームずつ入れ替わる。中村部長は「降格があってこそ実力のバランスがとれる。降格しないように努力することになる」と話した。

  専業選手よりも“兼業選手”が多いのも韓国と違う。リーグ最高名門のINAC神戸もフルタイム選手は6、7人にすぎない。ユースシステムはもっと体系的だ。中村部長は「小学校でサッカーをして、進学した中学校にサッカーチームがなければ、各地域の拠点センターに行って練習を受ければよい」と説明した。日本には、JFAが文部科学省の支援を受けて運営する7つの地域拠点アカデミーがある。幼い頃からスポーツ塾に拘束されず練習できるシステムが定着している。

  中村部長は「日本がW杯で優勝したので、韓国も絶対に可能だ」と語った。ただ「明確なビジョンを持って同じ方向に向かって進むことが重要だ」と強調した。
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