【コラム】重明殿から眺めた独島(2)

【コラム】重明殿から眺めた独島(2)

2012年08月28日16時01分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  朝鮮は自国の力を高めずに外交で国を守ろうとした。以夷制夷(敵を敵で制圧する)、引俄拒日(ロシアを引き込んで日本を防ぐ)、均勢外交(強大国間の均衡を維持する)など外側の力に頼ろうとした。自分の力で立てずに、どうやって独立を守れるのか。独島問題が浮上すると、日本は通貨スワップ協定を中断するなどと圧力を加えている。もし韓国がIMF(国際通貨基金)事態のようなものを控えているなら、日本に白旗を揚げるしかなかっただろう。私たちがこれほど大きな声を出せるのは、韓国企業が輸出で大量のドルを確保しているからだ。もし日本の強大な海軍が独島に出動すれば、どうするのか。それはあり得ないと確信できるだろうか。韓国も海軍力を高める必要がある。その資金はどこから出るのか。国民各自が税金をより多く出し、企業が外貨をもっと稼ぎ、国がより富強にならなければならない。ところが今の私たちは税金をより多く出し、企業を大切にする姿勢を持っているだろうか。

  北東アジアが突然騒々しくなった。尖閣諸島(釣魚島)、北方四島(クリル列島)、南沙諸島がなぜ突然、焦点になっているのか。中国の浮上でこの地域の勢力均衡が変わっているからだ。歴史上すべての帝国(Empire)はその強まる力ほど大きな影響力を行使することを望んだ。残念ながら、私たちの周辺国はすべて帝国の歴史を持っている。ロシア、中国、日本がそうだ。この帝国の隙間で私たちは主権を持った独立国として生き残らなければならない。日露戦争直前に李承晩(イ・スンマン)は獄中で『独立精神』を書いた。李承晩は国家の自主と独立を強調した。自主とは「人も国も自らするべきことをすること」であり、独立とは「一人で立って他人に頼らないこと」と言った。100年前のこの声は今でも私たちの耳に響いている。

  乙巳勒約が締結された後、ニューヨークタイムズは「日本が韓国を支配するうえでの障害は、もう清やロシアのような外部の勢力にはない。それは韓国民の内部にかかっている」と報道した。朝鮮を守れるのは外国勢力ではなく、朝鮮国民しかいないということだ。同じように独島を守れるのは最終的に私たち自身の力しかない。これが重明殿から独島を眺める心だ。

  ムン・チャングク論説委員

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