韓日軍事協力、論議を呼ぶ中で第一歩(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.29 08:31
基本的には悪化した対日世論が障害だ。日本が慰安婦・独島(ドクト、日本名・竹島)・教科書など過去の問題で一歩も前進しない状況で、韓国が日本の要請に応じて軍事協力をしなければならないかという問題提起だ。主に野党と社会団体の主張だ。独立運動家の子孫からなる光復会は28日の報道資料で、「国民感情を考慮せず国務会議で通過させた協定締結案は、取り返しのつかない事態を招く」として再考を要請した。
国会も政府の推進方式に不満を表している。朴智元(パク・ジウォン)民主統合党院内代表は28日、「政府は約束通り国務会議の議決を保留し、国会で議論して決めることを改めて要求する」と明らかにした。金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官は先月17日、朴院内代表と面談し、「国会と協議後に推進」を約束していた。