慰安婦少女像の前にも「竹島」の杭=ソウル
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.22 08:25
極右団体の会員と推定される日本人が、ソウル日本大使館前の「慰安婦少女像」に「竹島は日本の領土」と書かれた杭を置いた後、その場面を動画で撮影し、個人のブログとユーチューブに載せていたことが21日、確認された。警察は、この日本人が18日、慰安婦博物館の前に同じ杭を置いた張本人である可能性が高いとみて調べている。
21日、警察などによると、日本人の鈴木信行は19日、ソウル中学洞(チュンハクトン)日本大使館前の「慰安婦少女像」の隣に杭を置く場面を動画で撮影し、自分のブログとユーチューブに載せた。問題の白い杭には「竹島は日本の領土」という内容のハングルと日本語が書かれ、日章旗の模様も入っていた。
鈴木は動画で「日本大使館の目の前に慰安婦像・売春婦像がある。竹島の碑を贈呈し、私たちの主張を…。できれば日本大使館にも」と述べた。周辺を巡回査察した警察が杭を片づけると、少女像に杭をひもで縛ったりもした。