【時論】ロス暴動20年の教訓=韓国(2)

【時論】ロス暴動20年の教訓=韓国(2)

2012年04月27日09時25分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  多文化社会に変わった大韓民国も4・29の教訓を再確認する必要がある。大韓民国は人種と民族に対する概念的理解という側面で、まだ前近代的な考え方にとどまっている。世界は21世紀に変わったが、韓国人の人種・民族概念の理解はまだ19世紀レベルだ。

  韓国人と外国人の間に生まれた混血人を法的、社会的に「韓国人」と認めて包容する政策と制度の整備が急がれる。いじめや差別を受けないようにしなければならない。そうでない場合、大韓民国でも人種暴動が起きるおそれがある。

  多人種・多民族社会を迎えている大韓民国の未来をどう設定し、設計するのかは、非常に重要な課題だ。多文化時代に多文化政策を施行するという現政権の政策は「多文化政策」ではなく「同化政策」だ。韓国人男性と結婚した外国人新婦を韓国人化させるのに焦点が合わされた現在の韓国政府の政策は失敗する可能性が非常に高い。すでに米国もインディアン・メキシコ人・黒人、そしてアジアンなどを対象に同化政策を実施し、失敗した。

  多人種・多民族社会の標本である米国の最も大きな長所は、多様で豊富な人的資源を十分に活用する制度的な装置だ。ロサンゼルス統合教育局は韓国人タウンに新しくできた中学校を「キム・ヨンオク(韓国系の米陸軍軍人)中学校」と命名する条例を全会一致で通過させた。筆者が在職しているカリフォルニア大学(UCリバーサイド)も「キム・ヨンオク在米同胞研究所設立」に同意し、積極的な支援を惜しまない。

  歴史を忘却すれば悲劇が繰り返される。ロス暴動は絶対に忘れてはならない。多文化社会を生きていかなければならない私たちの次世代のための教育に積極的に活用する必要がある。

  チャン・テハン米カリフォルニア大教授

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