【コラム】日本、独島を話す時なのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.07 10:02
日本外務省が昨年に続いてまた外交青書に独島(ドクト、日本名・竹島)領有権主張を明記した。韓国の外交通商部は駐韓日本公使を外交通商部に呼んで強く抗議し、繰り返される日本外交青書の独島関連歪曲主張に対し、初めて外交通商部報道官の名前で論評を出した。韓国政府としては論評したこと自体が昨年に比べて一段階強化された対応措置だ。論評は「日本が誤った歴史認識の捕虜になって独島を自国の領土と主張する限り、未来志向的な韓日関係はむなしいスローガンに終わるだろう」と警告した。
日本の外交青書は前年度の国際情勢と日本の外交活動の概要を整理した公式文書だ。1957年以来、1994年を除いて毎年出してきた。過去に英国政府や議会が提出した報告書の表紙が青い場合は「青書(blue book)」と呼び、白い場合は「白書(white paper)」と呼んだが、こうした伝統が世界に広がり、今日、各国の政府・民間部門にいたるまで広く使われている。表紙がどんな色であれ、その内容を公式化して権威を与えようとする時に使われる言葉だ。