「どこの後進国が…」 大統領夫人の博物館夕食会に非難

「どこの後進国が…」 大統領夫人の博物館夕食会に非難

2012年03月29日17時59分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
comment
0
share
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixi
  李明博(イ・ミョンバク)韓国大統領夫人の金潤玉(キム・ユンオク)氏が26日、核安全保障サミットに出席した国家首脳の夫人を国立中央博物館に招待して開いた夕食会がひんしゅくを買っている。国立中央博物館は一般人の飲み物持ち込みさえも禁止している。

  ソウル市文化財委員で歴史学者のチョン・ウヨン氏は28日午前、ツイッターで今回の夕食会を激しく批判した。チョン氏は「博物館はうす暗い。光さえも遺物に悪影響を及ぼすからだ。温度、湿度、においは言うまでもない。博物館の展示室で国宝級文化財を並べて夕食会をするといえば、それが誰であっても‘狂った人’と言うしかない」という内容のコメントを書き込んだ。

  また「国立博物館の夕食会に出席した‘後進国’首脳の夫人が自国に帰って同じことをしようとするかもしれない。その国の博物館長が‘正常な人’なら、こう答えるだろう。『どこの後進国に行って変な経験をしてきたのか?』」とし、常識外れの行動だったと指摘した。

  このコメントが広がると、元KBS(韓国放送公社)アナウンサーのチョン・ミホン西江(ソガン)大兼任教授は「ニューヨークの博物館でも許諾を得れば夕食会を開ける」とし、チョン・ウヨン氏の意見を反論した。これに対しチョン氏は「ディナーパーティーのための‘特別展示室’を置いている博物館があるという話は聞いたことがある。しかし韓国の国立中央博物館にディナーパーティーのための‘特別展示室’を作ったというのは聞いたことがない」とコメントした。

  問題の夕食会は国立中央博物館「企画展示室1」で26日午後6時30分から2時間にわたり開かれた。夕食会には各国首脳および国際機構代表の配偶者14人が出席した。夕食会が開かれた展示室には朝鮮木製家具、白磁大壷、粉青沙器などが展示されていたという。

  これに関し国立中央博物館は「米国のメトロポリタン博物館、仏ルーブル博物館、ニューヨークMoMAなど世界主要博物館でもすでに展示空間を利用した夕食会が開かれている」と釈明した。また「首脳の配偶者の夕食会行事場所に国立中央博物館が選ばれたのは、韓国の悠久の歴史と美しい文化を知らせる最適の場所と判断されたため」とし「従来のガラスの中に遺物を展示しているので毀損する心配は全くなかった」と述べた。続いて「博物館の主要貸館施設である講堂と講義室などは教育、セミナー、会議などの用途で活用しているが、国際的な特別行事を開催するのに合わず、現在特別展示がなく空いている企画展示室を活用した」と説明した。
【今日の感想】この記事を読んで・・・
興味深い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事