金正恩体制100日...南北問題専門家らの評価(1)

金正恩体制100日...南北問題専門家らの評価(1)

2012年03月27日08時58分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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金正恩(キム・ジョンウン)。
  北朝鮮が一昨日、金正日(キム・ジョンイル)総書記死去から100日間の哀悼期間を終え、最高人民会議を4月13日開催すると発表することにより、金正恩(キム・ジョンウン)推戴作業を本格化するものとみられる。この100日間の「金正恩体制」に対する南北問題専門家らの評価は、「予想よりは安定的だが中長期的には不安な側面もある」に要約される。「予想より安定的」という評価は金総書記の死去を伝える初めての訃報から金正恩を「党と軍隊と人民の卓越した指導者」と規定した点を注視した結果だ。1994年7月の金日成(キム・イルソン)死去の訃報では金正日に対しこうした表現はなかった。

  ◆金正日が倒れる前から権力授業=金正恩が1月1日に105戦車師団を訪問して見せた自信のあるジェスチャーと果敢なスキンシップは「あらかじめ決められた演出」と見るには非常に自然で関心を引いた。しかし朝鮮中央テレビが1月8日に放映した金正恩関連の記録映画は金正恩のそのようなスタイルが驚くことではないという点を見せてくれた。この映画は金正日が脳卒中で倒れた2008年8月以前から金正恩が指導者授業を受けていたことを示唆する場面が多かった。金正恩が直接さまざまな軍部隊を訪問する時に李英浩(イ・ヨンホ)総参謀長ら現在の軍実力者が随行していた点、金正恩が武器を操作し兵士らの軍用リュックまで直接担ぎながら指示を与え部隊指揮官らとのスキンシップが頻繁だった点などを考えると、金正恩は軍事分野では最高指揮官としての地位をその時から持っていたと分析される。これと関連して中国のある北朝鮮消息筋は、「金正日は2006年12月に金日成軍事総合大学を卒業した金正恩を2007年上半期から後継者の資格で前方の軍団訪問時に同行させた」と話した。

  しかし金正恩体制は権力の正当性確保の側面で不安定だという分析も多い。国立外交院の尹徳敏(ユン・ドクミン)教授は、「金日成死去後3年間公式の席上に姿を現わさなかった金正日に比べ、金正恩は父親の葬儀が終わるとすぐに現地指導を活発に行った。これは金総書記ほど権力掌握がされていないという傍証だ」と話した。申彦詳(シン・オンサン)元統一部次官も、「父親が死去していくらもたたないのに軍部隊長夫人や女性軍将校の手を握って明るく笑うのは金正恩の心の内から出たものではないだろう。しかしそうすることが人民の支持を受け金正恩体制が“安定している”という面を内外に誇示できるという判断を北朝鮮の指導層がしただろう」と分析した。

  

金正恩体制100日...南北問題専門家らの評価(2)
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