韓国で論議を呼んでいるアイドルの過激ファン、その実態は…(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.15 09:04
◆特ダネ競争も辞さない=私生5年目のチョン・ミヨンさん(16、仮名)の必須コースは歌手らの宿舎、練習室、美容室だ。長く活動してきた私生は互いに親しくなりグループを作って情報を共有する。最近はカカオトークの団体チャット部屋を利用する。あちこちに散らばる友人がリアルタイムで歌手の移動ルートを上げる。
彼らは「特ダネ」競争もする。自分だけが撮った歌手の写真があれば「特ダネ」と付けてブログに上げる。チョンさんは、「お互いのブログを出入りしながら写真と日記を見るが、『特ダネ』が多いほど照会数が上がり競争になる」とした。
◆コンビニや貸し本屋でバイト=イ・ジソンさん(15、仮名)は1カ月に私生の活動費として100万ウォン程度を使う。歌手を追うのにタクシー代が多くかかるためだ。「私タク」(私生タクシー、私生ファンを乗せて歌手を追うタクシー)を1日貸し切れば30万ウォンがかかる。お金は塾代50万ウォンとコンビニエンスストアや貸し本屋でアルバイトをして稼いだもので充当する。イさんは「私生費を稼ごうと売春をする子もいると聞いた」と話す。