韓国トラはアムールトラと同じ血統

韓国トラはアムールトラと同じ血統

2012年02月08日12時00分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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昨年11月に中国から連れてきた韓国トラ1組が大田(テジョン)オーワールドに安住の地を得た。このトラはアムールトラの特徴である黄褐色のしま模様が鮮明だ。
  韓国トラは韓国にだけ生息した独立種だったか、そうでなければアムールトラと同じ血統だろうか。これまで学界では2つの説が交錯するなど混乱していた。最近韓国の研究チームが韓国トラの血統を明らかにした。

  ソウル大学獣医学部野生動物遺伝子銀行のイ・ハン教授チームは7日、韓国トラがアムールトラと同じ種という事実を立証したと明らかにした。研究結果は韓国動物分類学会の学術誌「動物分類学・進化と多様性」1月号に発表された。

  研究チームは韓国トラの遺伝子と現存するトラ6種の遺伝子を対照する方法を使った。韓国トラの遺伝子は韓国で捕えられ外国に渡っていったトラのはく製から抽出した。生きている韓国トラがいないためだ。東京国立科学博物館に1頭、米スミソニアン自然博物館に3頭の韓国トラのはく製がある。

  比較遺伝子は母系で遺伝する細胞内のミトコンドリアを利用した。人類の起源がアフリカと明らかにした研究もミトコンドリアを使ったものだ。遺伝子比較の結果、4つの標本のうち日本の1つ、米国の2つの標本の遺伝子がアムールトラと完全に一致した。米国の標本のうち残り1つはマレートラと一致した。マレートラのはく製は米国人ウィリアム・ロード・スミスが1902年に全羅南道木浦(チョンラナムド・モクポ)で捕らえたものと記録されている。イ教授は、「スミスが韓国やインドネシアなどを回ってトラを捕らえたので記録を間違えたかもしれない」と推定した。

  これまで韓国トラはアムールトラとは異なる種に分類され、また同じ種と見なされるなど混乱していた。現在世界にはスマトラトラ、マレートラ、ベンガルトラ、インドシナトラ、アモイトラ、アムールトラの6種類のトラが生息している。アムールトラは400頭余りが残っている。
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