【オピニオン】韓国がアジアの龍になった秘訣

【オピニオン】韓国がアジアの龍になった秘訣

2011年12月31日11時34分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  社会に始めて足を踏み入れた1960年代、持っているものといえばハングリー精神しかなかった。何も持たずに創業しながらも、夢と希望に満ちていた。ところが、ある程度の暮らしができる今日、挫折する人は過去よりも多いようだ。過去はハングリーな希望の時代だったが、今日、満たされた絶望の時代になってしまった理由は何だろうか。

  筆者は、科学技術を忌避したために、結局このようになったと考えている。韓国を育てたのはハングリー精神が3割なら、近代化・重化学工業化・ IT(情報技術)コリアなど大韓民国を育てた産業・技術環境が残り7割の原動力を提供した。先進国の200年の産業化過程をわずか40年で成し遂げた韓国経済の圧縮成長神話も、漢江(ハンガン)の奇跡も、結局は科学技術を国政の中心に据えた「技術立国」精神に、その7割の功労があったと見なければならないだろう。

  韓国経済がアジアの龍として新興工業国(NIEs)として高度成長を続けた時代には、工科大学の人気学科に最高の英才が集まった。経済が停滞し、国民所得は日本の半分にとどまり、経済成長率は中国の半分にすぎない時代を迎えたのは、理系離れで工学と科学が忌避対象に転落した後のことだ。

  最近の世界的な景気低迷の危機状況でも、韓国経済が電子・自動車・造船などでこれほど躍進しているのも、70、80年代に理工系に集まった韓国最高の人材がエンジニアや科学技術者として今も現業に残っているためだ。新年は科学を重視し、技術者を尊重し、旺盛な企業活動と新しい雇用の創出で経済を成長させ、福祉が増進する時代を開いていこう。今年の総選挙と大統領選挙で科学技術を尊重する指導者が出てくることを期待したい。

  イ・ブソプ大韓民国科学技術大連合共同代表
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