韓国行きパトリオットミサイル69発、フィンランドの港で抑留
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.23 09:19
韓国政府がドイツから購入した弾道弾迎撃用パトリオットミサイルが、通関問題でフィンランドの港で足止めを食った。
フィンランド紙などは21日(現地時間)、「警察当局がヘルシンキ南部コトカ港に停泊した英国船籍MSトールリバティー号に積まれたパトリオットミサイル69発をはじめ、ピクリン酸(picric acid)など爆発物およそ100トン、プロペラ装置などを調べている」とし「この貨物は韓国と中国へ向かうものだった」と報じた。
この船は13日にドイツ・エムデン港を出発し、デンマークを経て、15日にフィンランド・コトカに入った。コトカはフィンランド首都ヘルシンキから海岸線に沿って北東に120キロほど離れた港町。この船は韓国に寄って中国・上海に向かう予定だったと、海外メディアは伝えた。