<カダフィ大佐死亡>トリポリ市民「神は偉大、この日を待っていた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.21 10:01
リビア国民は一斉に歓呼した。20日、独裁者ムアマル・カダフィが逮捕され、死亡したことが伝えられると、首都トリポリ都心の殉教者広場(旧称・緑の広場)に市民が集まった。市民は「神は偉大だ(アラーアクバル)」と叫びながら車のクラクションを鳴らし、空に祝砲を打ち上げた。42年間の鉄拳統治の終焉を知らせる祭りだった。市民はカダフィの写真を破って踏みにじった。国民暫定評議会(NTC)の旗を振りながら喜びを表した。シャマン・リビア公報長官は声明で「リビア国民の偉大な勝利」と発表した。
トリポリのある市民は「トリポリが解放されて2カ月。私たちはこの日を待ち続けてきた」と興奮を隠せなかった。ニュースを聞きてすぐに家を飛び出したというアデル マカデミさん(41)は「うれしいという言葉しかない。初めてリビアの新しい歴史を刻むことになった」と語った。