【社説】軍セクハラ事件が派手な服装のためとは…

【社説】軍セクハラ事件が派手な服装のためとは…

2011年09月22日15時54分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  「セクハラ」の定義をめぐり論争が生じたことがある。 「肉体的、言語的、視覚的行為、および社会通念上、性的屈辱感を誘発する言語や行動」を「セクハラ」と規定した。 問題は「特定身体部位を色目で反復的に見つめる行為」というセクハラ予防指針案だった。 このうち「色目」が論争を呼んだ。 「秋波」(注)という心理的状態に法という規律的基準をどう当てるかが核心だった。 結局「色目」という規定はセクハラから除外した。 1999年の話だ。 2011年の時計を逆に回すようなことが韓国の軍隊で起きていたという。

  20日の国会国防委国政監査で「性軍紀事故予防教育資料」(DVD)が遡上に載せられた。 「ノーと言いましょう」というコーナーで、上級者が手をしきりに触るなどの行為が例示された。「ひょっとして私の誤解で気分を損なわれることにならないか心配ですが…もちろん大隊長が私をご心配くださる気持ちに全く悪い意図はないとは思いますが、私は少し不便です…」と話すことになっている。 また初任女性軍生活案内書には「軍隊の会食に行く場合、派手な服装は性軍規事故を誘発する。 愛きょうのある話し方や冗談を慎む。 派手な衣装を控える」などと書かれている。 60年代の白黒映画でも見ているような印象だ。 本当のことかと疑ってしまうほどだ。 「派手な服装」「愛きょうのある話し方」の基準とは何か。 また性軍紀事故の原因を被害者に転嫁する発想にあきれる。

  「男女雇用平等法」と「男女差別禁止及び救済に関する法律」は、男女の平等な機会と待遇を保障しようという趣旨だ。 ここにはセクハラ防止のための条項もある。 軍隊も例外ではない。 男女差別はもう存在できないというのが厳然たる現実だ。 最高裁判所が家門の女性の地位を認める判決を出したのが2005年。 最近、税法も変わった。 親族関係でも男女差別をなくした。 これが世間の理致であり流れだ。 軍隊が特殊な組織という点を勘案しても度が過ぎる。 指揮部の性差別的な認識から変えなければ性軍紀事故を防ぐことはできない。

  注:「秋波」とは、異性の関心を引くために気を引くような視線を送ること。
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