韓国で起こった1949年・聞慶虐殺での国の賠償責任認める
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.09 08:56
損害賠償請求権利を行使できない障害理由があったならば国が犯した反倫理的犯罪被害に対し通常の時効を適用するのは困難という最高裁の判断が出てきた。
最高裁は8日、朝鮮戦争勃発直前に韓国軍によって強行された「聞慶(ムンギョン)虐殺事件」被害者の遺族ら4人が総額10億3000万ウォン(約7412万円)を賠償するよう求めて国を相手に起こした損害賠償請求訴訟で、原告敗訴の判決を下した原審を破棄し事件をソウル高裁に差し戻した。