<高層ビルで謎の揺れ>強制退去命解除、しかし振動原因は分からず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.07 09:35
ソウル市広津区九宜洞(クァンジング・クイドン)テクノマートに下されていた入居者強制退去命令が7日午前9時に解除された。管轄の広津区役所側は「今のところ、建物崩壊の危険はない」と明らかにした。パク・ジョンヨン広津区副区庁長はこの日午後7時30分、テクノマート事務棟で記者ブリーフィングを開き、「韓国施設安全公団(理事長キム・ギョンス)が5~6日に2度、合計16時間にわたって地下6階と地上7階(振動が発生した階)に対する緊急安全点検を実施した結果、建物構造上の問題はなかった」と明らかにした。パク副区庁長はしかし「振動原因の可能性がある販売棟11階の4D(体験)映画館は引き続き立ち入りを統制し、ジム(12階)の使用も制限する」と説明した。続いて「市民の不安を解消し、正確な原因を解明するために、約3カ月間の精密安全点検を実施する」と付け加えた。
次は主要疑問点に対するパク・クビョン施設安全公団建築室長ら担当者の答弁だ。