プロサッカー選手の八百長関与が事実に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.26 08:29
「スポーツTOTO式宝くじ」で巨額の配当金を狙ったブローカーがプロサッカー選手を買収する、といううわさが事実と確認された。ブローカーから巨額を受けたプロサッカー選手2人は試合で勝負操作に加わった容疑を受けている。
慶尚南道昌原(キョンサンナムド・チャンウォン)地検特捜部はプロサッカー選手を大金を渡して勝負を操作させた後、スポーツ宝くじに巨額をかけて不当利得を得た疑い(国民体育振興法違反)で、A(27、無職)と元プロサッカー選手のB(28、無職)のブローカー2人を拘束して捜査中と25日、明らかにした。ブローカー2人は共犯であることが確認された。検察は2人から金を受け取って八百長に加わったプロサッカー選手2人に対してもこの日、拘束令状を請求した。
検察によると、ブローカー2人は4月、Kリーグの試合ではなくカップ大会「ラッシュアンドキャッシュカップ2011」の試合に出場したプロサッカー球団のGK(31)と別の球団のMF選手(25)にそれぞれ1億ウォン(約750万円)と1億2000万ウォンを渡して勝負を操作させた疑い。両選手は金を受け取ってブローカーが望む点数になるよう勝負を操作したとみられる。ラッシュアンドキャッシュカップ大会はプロサッカー16球団がすべて参加する韓国プロサッカー連盟公式カップ大会で、3月に開幕し、現在リーグが進行されている。