オバマの談判控えた胡錦涛の熱いプレゼントは
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.18 11:43
米中首脳会談を控えオバマ米大統領と胡錦涛中国国家主席がすでに水面下で経済戦争を行っている。2012年の再選のために経済再生に全力投球するオバマ大統領としては具体的な成果が切実だ。クリントン国務長官は14日、「今回の会談は実質的な成果と評価されなければならない」と中国を圧迫した。虎穴に入る立場の胡錦涛主席としてはオバマ大統領の攻勢を防ぎながらも世界2位の経済大国としての地位を固めなければならない。まさに胡主席の盾とオバマ大統領の槍がぶつかり合うものだ。
2人が最後に対面したのは昨年11月にソウルで開かれた主要20カ国(G20)首脳会議だった。当時オバマ大統領は守勢に追い込まれた。米連邦準備制度理事会(Fed)が市中債券を買い入れる方式で6000億ドル(約670兆ウォン)を放出する“量的緩和政策”を発表した直後だったためだ。米国が人為的にドルの価値を引き下げようとしているという国際社会の批判にオバマ大統領は釈明に汲々とした。中国に人民元切り上げ元貨切上げを迫れる境遇になれなかった。