【社説】「ハングルの世界化」を叫びながら入力方式はまちまちとは
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.15 11:47
携帯電話ごとにハングルの入力方式は異なる。メーカーごとに「天地人」「ナラックル」「SKYハングル」などまちまちだ。そのため端末機を変えると入力システムを新たに覚えなくてはならない。消費者としては並の不便さではない。メーカーにしてみれば顧客を縛る効果を狙っただろうが、非標準化による国家的資源浪費と機会損失は少なくない。携帯電話充電器の場合、2002年までメーカーごと、機種ごとに異なっていた。韓国電気通信技術協会が現在の24ピン方式に統一しようやく使用者の不便と資源浪費を減らすことができた。
現行ではまちまちのハングル入力も考えてみればメーカーの商魂のためだ。ひとまず特定メーカーの端末機を使用すれば他社製品には乗り換えにくい。メーカーとしては製品改善と競争力強化よりマーケティングに力を入れればよい。結果的に消費者には目に見えない被害を与えていることになる。