「在日同胞株主名義で口座を開設…新韓銀行が組織的に不法管理」

「在日同胞株主名義で口座を開設…新韓銀行が組織的に不法管理」

2010年10月07日11時12分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  新韓銀行が在日同胞株主名の借名口座を組織的に管理してきた、という疑惑が提起されている。

  新韓銀行の株主の在日同胞パク・ファンイル氏(64)は6日、記者と会った席で「私の名義が盗用され、50以上の口座が開設・管理されてきた」と述べ、関連通帳などをその根拠として公開した。パク氏は82年に新韓銀行が設立された当時、5万株を買い、83年に15万株を追加で取得した。

  パク氏は現在、貸出金問題で日本で新韓銀行を相手に民事訴訟を起こしている。この訴訟を進行中の東京地裁にパク氏と新韓銀行側がそれぞれ提出した証拠資料によると、パク氏名義の68口座の内訳が出ている。これに関しパク氏は「一部を除いてほとんどは私が知らない口座」と明らかにした。

  パク氏名義の口座番号「327-XX-XXXXXX」定期預金の場合、01年11月30日に新韓銀行忠武路(チュンムロ)支店で開設され、04年11月30日に満期になった。この口座通帳の実名確認欄には自分の印鑑ではなく他の印鑑が押されていると、パク氏は話した。

  またパク氏が日本法務省で受けた本人の出入国記録を確認した結果、口座開設日と解約日に国内に入国した事実はなかった。この口座には16億ウォン(約1億2000万円)が入っていた。パク氏名義の別の口座は07年5月18日に開設され、同年12月28日に解約された。パク氏は解約日当時、韓国にはいなかった。

  疑問点は他にもある。新韓銀行は82年の設立後、在日同胞株主の投資金の委託を受けて管理してきたという。パク氏が新韓銀行で入手して提示した「管理元帳」には、銀行側がパク氏の投資金と配当金を運営した内訳が手記方式で詳しく記入されていた。パク氏は「ほとんど私が知らないうちにお金が抜け出ていた」と主張した。

  元帳には「マルユウ」という名前の会社が登場する。90年8月9日に同社の資本金8000万ウォンが引き出されたのに続き、パク氏とマルユウの間で計4回にわたり約5億ウォンが取引されていた。法人登記簿によると、パク氏がこの会社の代表取締役となっているが、パク氏は「初めて見る会社」と述べた。確認の結果、この会社の住所地は羅應燦(ラ・ウンチャン)新韓持株会社会長の元秘書室長カン氏の過去の住所だった。

  パク氏の主張に対し、新韓銀行側は「2つの口座はともに本人の意思によって開設され、解約されたものだ」と釈明した。銀行の関係者は「在日同胞顧客の場合、取引上の便宜のために日本の支店で書類を受けて韓国に送り、口座関連業務を処理する」とし「これは現行金融実名制に背かない」と述べた。この関係者は「01年に開設された口座は伝票保存期間が終わったため確認できないが、07年の口座と関連してパク氏が書いた書類は保管している」と話した。また「一部の在日同胞顧客は本人の印鑑が外部に露出するのを避けるため、通帳に他の印鑑を押す場合がある」と付け加えた。

  パク氏と銀行側の主張が食い違うため、関係当局の調査は避けられない見通しだ。パクさんは「東京地裁が新韓銀行側に口座関連委任状、印鑑変更関連書類、株式売却同意書などを出すよう要求しているが、まだ提出されない状態」と話した。
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