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【噴水台】猛暑注意報

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.09 18:35
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詩人李箱(イ・サン)の故郷は平安南道成川だ。北なのに夏はひどく暑かったようだ。随筆「倦怠」で「朝や夕方や熱くてたまらない炎暑が続く」とし「暗くなればいいのに片田舎の夏の日は退屈で死ぬほど長い」とため息をつく。最近の言葉で「猛暑注意報」といったところだ。

暑さにへたばった李箱はチェさんちの縁側に将棋を打ちに行く。まあ避暑といったところなのに、茶山丁若鏞(チョン・ヤクヨン)が提示した8種の避暑とそっくりだ。第一がまさに「きれいなござに座って碁を打つこと」だ。将棋や囲碁に没頭すれば斧袋が腐るのも気づかないというものだが、暑さを感じる隙があろうか。「一切唯心造」だと言った。暑いと思えばもっと暑く、不快指数が高いと言えばなんだかもっとイライラするものだ。

 
暑さの天敵は自然にある。風と土と水と火の4種類元素だ。水は濯足と流頭を、土は砂風呂と洞窟を思えば良い。火はキムチチゲでもサウナでも「以熱治熱」だ。しかしやっぱり一筋の風だ。吹かなければ、送れば良い。扇子だ。団扇と摺扇に分けられるが、代表的な摺扇が合竹扇だ。

たたんで広げる扇子は韓国が元祖だ。六堂崔南善(チェ・ナムソン)は「故事通」で「中国は元々団扇だけなのに、北宋時の高麗から摺扇が入って来て、たたむ扇子が一般化された」と言った。ここに絵や字を入れたのが「書画扇」だ。これは風を送るのではない。鑑賞するか意を刻んで暑さを忘れるものだ。特に歳寒図は少しずつ広げなければならない。ぱっと広げればとても寒くて風邪をひきやすいから。ところでこのごろは扇子を見物しにくい。扇風機も超えてエアコンだ。つけすぎて冷房病がはびこるという。

南部地方は連日猛暑注意報だ。地球が熱くなったせいなのか、猛暑注意報も毎年早くやってくる。2007年より34日、昨年より3日が早い。そうしてみると電力使用量も急増して停電事態まで心配されるという。こういう時、扇子を使えばエネルギー節約、冷房病予防、腕の運動まで一石三鳥であるはずだ。

さて、暑さの天敵元素がもう一つある。映画「第5元素」の5番目「愛」だ。熱い愛も「以熱治熱」だが「竹夫人」がいるのだ。

いくら猛暑でも国さえ取り乱さなければ耐えられる。猛暑に心火まで燃やしたらどうしろというのか。

パク・ジョングォン論説委員




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