「羅老」3度目の打ち上げなければ契約金の一部支払わない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.17 09:59
ロシアが人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」の3度目の打ち上げに協力しなければ、韓国側は契約金額の5%に相当する1050万ドルを支払わないことにした。
教育科学技術部の金暎湜(キム・ヨンシク)科学技術政策室長は16日、ソウル世宗路(セジョンロ)政府中央庁舎で行った「羅老」関連の記者会見でこのように明らかにした。契約金額は当初伝えられた2億ドルよりも多い2億1000万ドルだった。
3度目の打ち上げを予定通りに行うとしても、韓国は契約書上、ロシアに契約金額の2%を支払わない可能性があると、金室長は付け加えた。すでに2度の打ち上げに失敗したからだ。3度目の打ち上げを行う場合、「羅老」1段目ロケットの関連費用は全額ロシア側が負担する。現在の未払い代金は全体の10%未満という。