海軍哨戒艦沈没…104人のうち40人が行方不明
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.27 09:03
西海(ソヘ、黄海)で作戦中だった韓国海軍の1200トン級哨戒艦天安(チョナン)艦が26日沈没した。2艦隊司令部所属のこの艦艇には104人の将兵が上船し、27日午前1時現在58人が救助されたと軍当局者は伝えた。残りの乗務補助員の生存については確認されていないが、大きい人命被害が懸念されている。
軍当局は天安艦の沈没原因について北朝鮮の攻撃、欠陥、障害物衝突などの可能性をめぐり調査している。海軍関係者は「哨戒艦が自ら爆発して沈む可能性は極めて低い」とし「北朝鮮軍による攻撃である可能性を排除することはできない」と話した。政府高位関係者は「目に見える交戦や衝突はなかった」とし「しかし機雷による攻撃の可能性など、北朝鮮軍挑発についてを調べを進めている」と述べた。別の軍の消息筋も「天安艦が船体裏のスクリュー部分に穴があき、沈み始めた」とし「船尾の方が爆発して穴があいたということは、北朝鮮の魚雷艇などによる攻撃の可能性であることもいえる」とした。軍当局はしかし天安艦が就役してから21年たち、欠陥による沈没の可能性も排除していない。