「卒業式の裸コンパは犯罪」

「卒業式の裸コンパは犯罪」

2010年02月16日08時49分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  卒業式後、制服を裂いて小麦粉を振り掛けるのは古くから見られる風景だ。しかし最近、発生した「裸コンパ」や「集団いじめ」などは10代の行動が解放感の表出を超えて人身に対する直接的攻撃につながっていることを示している。京畿道高陽市のある中学校の卒業式後に起きた「裸コンパ」を捜査中の警察は「加害生徒を司法処理する案を検討している」としている。明白な犯罪と判断しているというのだ。

  インターネットを通じて相次いで流布されている映像と写真には力の強い生徒が弱い生徒に暴力を加える姿が赤裸々に写されている。7日、インターネットポータルサイトなどに「話に聞いていたこのごろ卒業式」という動画が急速に広がった。生徒数十人がある女子生徒を囲んで制服を裂き、頭にケチャップを振り撤いた。女子生徒は加害生徒の力に押されて腕で体と足を隠して座りこんでしまった。調査の結果、女子生徒はソウル衿川区のA中学校の卒業生だった。加害者は同じ学校の卒業生と隣近学校の生徒たちだった。加害生徒たちは警察の調査で「伝統的にそうしてきた」と述べたという。しかし被害女子生徒と保護者は加害者の処罰を望んでいる。卒業コンパは被害者には遊びではない暴力だった。

  13日からインターネットを熱くした一山B中学校の裸コンパも同じだ。この学校を卒業した高校生20人が卒業式を終えた15人の後輩に集団的な暴力を加えた。制服を裂いて海に落とし、衝撃を与えた済州C中学校卒業コンパ事件も内容はほとんど似ている。

  専門家たちは「解放感の表出」の裏面にある「10代の強圧的暴力文化」を指摘する。中央大シン・ジンウク教授(社会学)は「人間に対する精神的・肉体的暴力行為が10代にはびこっているのを示す事件」と述べた。昨年10月、法務部が国会に提出した資料によると2008年、学校暴力として立件した事件は2万6692件だった。これは2007年2289件に比べ、10倍ほど増えた数値だ。警察関係者は「集中取り締まりと積極的な通報で事件数が増えたことを勘案しても、10代の暴力がますます増えていることを否定することはできない」と話す。同じ年齢の同じ年齢に対する暴力と加虐がますますエスカレートしているというのだ。

  「裸コンパ」を捜査中の警察は「写真が急速にインターネットに流布されており、被害生徒に対する2次被害が深刻だ」と述べた。最近相次いで問題になっている事件の共通点でもある。シン教授は「幼いころからインターネットを媒介として関係を結んできた幼い世代の場合、自分が持っている私的な情報を完全に露出することが後でどんな影響を及ぼすかよく分からないケースが多い」とし「物理的な時・空間で行われる暴力がインターネットを通じてずっと持続的に広範囲な暴力となって広がる」と指摘した。一山裸コンパ事件に対する写真も初めて掲載されたのは10枚だった。しかし時間が経ち、加害者と被害者のほかの写真がインターネットに追加され、現在インターネットには40枚を超える写真が出回っている。

  これだけではない。一部P2Pサイトやウェブハードでは「裸コンパ写真」が取引されている。写真に価格が付けられており、それをネチズンが売買するのだ。この中にはほかの中学校の裸コンパの写真まで含まれている。取引される写真の中には2年以上経ったものもある。シン教授の指摘のように、1度の遊びや暴力が広く継続的な暴力となって残っている。
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