亀裂が入った日本の「品質神話」<上>海外生産増加で技術・品質管理に弱点(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.03 08:34
ベルギーで7万台が追加されるなど、すでに1000万台を超えたリコール規模もまだ拡大している。トヨタは非常用に積み立ててきた品質保証関連の引当金5000億円のうち最大2000億円を投じて事態を収拾する方針だが、損失の拡大は避けられない見込みだと、日本経済新聞は伝えた。
ホンダの車にも事故が生じた。窓のスイッチに雨水が入るため、65万台がリコールとなった。日本車の問題は今回が初めてではない。三菱自動車は00年、車の欠陥を隠していたが、結局、大量リコールを実施することになった。イメージが悪化した三菱自動車は昨年末から仏プジョー・シトロエン(PSA)に経営権を移管する交渉を行っている。