フランスが‘背信’ 「外奎章閣図書は国家財産」…返還訴訟を棄却

フランスが‘背信’ 「外奎章閣図書は国家財産」…返還訴訟を棄却

2010年01月07日08時32分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  韓国の文化遺産である外奎章閣(ウェギュジャンガク)図書の国内返還訴訟がフランスの裁判所で棄却された。市民団体の文化連帯は6日、フランス仏行政裁が外奎章閣図書返還のための文化連帯側の訴訟を昨年末棄却した、と明らかにした。

  江華島(カンファド)にある王室附属図書館の外奎章閣に保管されていた図書は、1866年の丙寅洋擾でフランス軍によって略奪された。文化連帯は07年1月、図書の返還を求める訴訟をフランス裁判所に起こしていた。

  文化連帯によると、フランス裁判所は昨年末、「外奎章閣図書がフランス国立図書館に保管されていて、国立図書館所有の財産は国有財産であるため、取得状況や条件は外奎章閣図書が国家財産という事実に影響を与えない」と判決した。

  文化連帯のファン・ビョンウ文化遺産委員長は「今回の判決は1993年の韓仏首脳会談で合意した外奎章閣図書の韓国返還決定をフランスが自ら裏切ったものだ」とし「法律団と控訴を検討している」と述べた。控訴は2カ月以内にしなければならない。

  外奎章閣図書191種279冊はパリ国立図書館で中国本に分類されたまま眠っていたが、75年にその存在が世間に知られた。やや遅れて政府レベルの返還要請が始まった。

  93年に仏アルストム社の高速鉄道TGVを導入し、当時の金泳三(キム・ヨンサム)大統領とミッテラン仏大統領は外奎章閣図書返還問題を「交流と貸与」原則で解決していくことに合意した。高速鉄道はTGVに確定したが、外奎章閣図書はその後も戻らなかった。

  檀国(タングク)大学のキム・ムンシク教授(史学)は「国内外の世論喚起のため、民間と政府の両側から持続的に動かなければならない」と述べた。

  ◇外奎章閣=1782年(正祖6年)2月、正祖が王室関連書籍を保管するため江華島(カンファド)に設置した図書館。王立図書館である奎章閣の付属図書館の役割をした。国家主要行事の内容をまとめた儀軌をはじめ、6000冊余りの書籍を保管していたが、1866年(高宗3年)の丙寅洋擾でフランス軍が江華島を襲撃、一部の書籍を略奪し、残りを燃やした。

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