【新型インフル】「人口の3割に抗体できれば拡散ペース落ちる」

【新型インフル】「人口の3割に抗体できれば拡散ペース落ちる」

2009年11月02日08時34分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  世界保健機関(WHO)西太平洋本部の申英秀(シン・ヨンス)事務局長は韓国・中国・日本・ベトナム・オーストラリアなど37カ国の保健問題の責任を持つ。4月末に新型インフルエンザが発生した後、加盟国やスイス・ジュネーブの世界保健機関(WHO)本部を行き来しながら忙しい毎日を送っている。WHO本部会議に出席中の申局長に2度、電話でインタビューした。

  --韓国は一日に1万人以上が感染している。

  「韓国は8月20日頃、すでに大流行段階に入ったと考えるべきだ。その後は潜在し、天気が寒くなるとウイルスが旺盛になって広がる。その間よく対応してきたが、今から広がると予想される。米国・英国など先進国は4-5月に大きく広がった」

  --いつ終わるのか。

  「誰も確実に言うことはできない。過去の経験から、冬を2-3回過ごす間、広がったり収まったりするだろう。韓国は現在確認されていない感染者を含めて数十万人が感染したと推定される。感染すれば抗体ができるが、抗体保有者が人口の3割程度になれば拡散ペースが急速に落ちる。いわゆる群衆免疫(Herd Immunity)ができて収まる」

  --韓国では集団休校をめぐり賛否両論が出ている。

  「WHOが5月に出した学生対応指針では、中央政府が一律的に休校措置を取ることを勧めていない。全国休校は過剰な対応だ。新型インフルエンザは地域単位で広がるため校長や担任教師が判断すればいい」

  --一部の医師はタミフルの副作用の可能性を取り上げて、感染が確認されていない患者への処方を避けている。

  「タミフルはウイルスが1個から100個に増えるのを3-4個に防いでくれる。侵入後2-3日で大きく増殖する。新型インフルエンザ簡易検査は正確度が半分にもならない。精密検査は10万ウォン(約7500円)以上かかる。世界保健機関(WHO)は2-3カ月前に精密検査を勧告しない方針を決めた。今の状況では疑い症状があればすぐにタミフルを使うのがよい」

  --ドイツやカナダでは免疫増強剤が入ったワクチンの安全性を疑う声が出ている。

  「免疫増強剤は1人が使うワクチンを4人が使えるように薄める物質だ。新型インフルエンザ以外のワクチンにも広く使われている。新型インフルエンザのワクチンだけに使わない理由はない」(韓国はまず接種対象者1716万人のうち1200万人に免疫増強剤が入っていないワクチンを打つ計画。高リスク群の一部と一般人は来年初め免疫増強剤が入ったワクチンを接種する)

  --新型インフルエンザウイルスの変種が生じる可能性は。

  「新型インフルエンザウイルスは人・鳥・豚インフルエンザの成分が混ざったものだ。鳥インフルエンザウイルス(H5N1)と混ざって変種が生じる可能性も排除できない。ベトナム・インドネシア・中国南部で鳥インフルエンザが発生し、今年10人余りが死亡している」
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