世宗大王艦の武器庫、半分は空き状態
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.14 09:02
2012年4月に予定された戦時作戦統制権(戦作権)の移譲を控えて、軍の戦力確保に「外華内貧」(見栄えはいいが中身はいまひとつという意)の現象が感知されている。
13日、鶏竜台(ケリョンデ、忠清南鶏竜市にある陸海空軍の統合基地)で行われた国会国防委員会の海軍本部に対する国政監査で、与党ハンナラ党の金永佑議員(キム・ヨンウ)は海軍の資料をもとに、駆逐艦「世宗大王艦(セジョン、KDXⅢ)」と「忠武公李舜臣艦(チュンムゴン・イ・スンシン、KDXⅡ)」級に必要とされる艦隊空ミサイルが平均的に半分しか確保できていないと指摘した。
年末から実戦配備する最新型のイージス艦、世宗大王艦にはミサイルの垂直発射台128個があるが、ほぼ空き状態だということだ。また金議員によると、KDXⅡ級は就役から6年になるが、艦隊空・艦隊地ミサイルの半分しか準備できていない。潜水艦の主な打撃手段となる対潜・対艦ミサイルも必要な量の半分ほどしか確保できていないという。