日常化した違法ダウンロード 「このままでは韓国漫画が崩壊」
「新作漫画を描きたくても出版社から本を出すのが怖い。 本が出た瞬間、違法ファイルが広がるため、漫画本では収益を出せない状況だ」
新人漫画家の嘆きではない。 数々の名作を出してきた韓国純情漫画代表作家ファン・ミナ氏の話だ。 インターネット違法ダウンロードの日常化で韓国で漫画は「無料で楽しめるもの」になってしまった。 これまで違法ダウンロードに悩まされてきた漫画家が集団行動に乗り出した。 違法流通の場になっている「ウェブハード」および「P2P」サイトを対象に民事・刑事訴訟を起こすことにした。 映画「海雲台(ヘウンデ)」動画像の流出に対する捜査依頼と同じ脈絡だ。