連続殺人や児童への暴行など、反人倫的犯罪を犯した凶悪犯の顔と名前、年齢の公開が進められる。政府は14日に韓昇洙(ハン・スンス)首相主宰の閣議でこうした内容を盛り込んだ「特定強力犯罪の処罰に関する特別法」の改正案を審議し、議決した。
改正案によると、検事と司法警察官は犯行手段が残忍で、重大な被害が発生した凶悪犯罪について、被疑者の顔と名前、年齢を公開できるようにする。身元公開ができる条件と関連しては、▽犯行手段が残忍で重大な被害が発生した特定強力犯罪事件であること▽被疑者が自白したり、罪を犯したと信じられるだけの十分な証拠があること▽国民の知る権利保障と被疑者の再犯防止など公共の利益のために必要なこと--などに限定した。