今年の東京大学合格者“公立は増、私立は減”日本の愛知県岡崎市にある公立岡崎高校教務室前の廊下には机が6個ある。同校進学担当教師である川島洋さんは「6年前、わからないことがあればいつでも本などを持って来て教師に質問するように呼びかけたのをきっかけに置いた」とし「そのため“質問机”と呼ぶ」と言った。週休2日制にもかかわらず、同校教師らは土曜日ごとに高3たちに補習授業をしている。浪人生たちを相手に年間3回進学指導もしている。このおかげで同校の高3の今年の東京大学入学者数は2年前より18人多い42人に増えた。全国5418校のうち、12番目に多い数字だった。川島さんは「教師と生徒が同じ目標を立てて3年間、忠実に学校生活を送った成果だ」とし「教師が勉学の雰囲気を造成して水準の高い授業はするけれど、遅れた生徒にとっては教師、先輩、友達が一緒に指導する雰囲気の方が重要だ」と話した。