就職できない米留学派、韓国にUターン

就職できない米留学派、韓国にUターン

2009年05月25日07時41分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  就職難に苦しむ多くの米国留学中の韓国人学生が米国での定住をあきらめ韓国に戻ってきている。ジョージア州立大学で化学を先行するペク・セロムさん(4年生)は、「まず卒業してから就職を準備する韓国人の友だちをみると、米国内で就職する意思はまったくないように見える。文化的な違いのためでもあるが、景気低迷で企業の採用が多くないうえ、ビザの問題もかかっているので簡単ではないようだ」と話す。

  ミシガン州立大学でホテル経営大学院の卒業を控えているソさん(30)も働き口が見つからず悩んでいる。韓国と米国で多様なホテル業界での経歴はあるが、不景気でビザのスポンサーになろうという企業が顕著に少なくなったためだ。韓国での就職も考慮しているソさんは、「できれば米国のホテルで経験を積んで韓国に戻りたいが、状況は容易ではない」と話している。

  ニューヨークで建築学科大学院を終えたチェさん(29)も状況は同様だ。韓国で建築業界の経験まで積んだチェさんは卒業後にパートタイムで数カ月にわたり働いていたが、就業ビザのスポンサーが見つからず、結局韓国行きを決めた。チェさんは、「履歴書を送ってインタビューまでは通過したが、スポンサーを求めると最後の段階で背を向けねばならなかった」と無念さをにじませた。

  ▽韓国の就業市場をノック=韓国の就職ポータルサイト「インクルート」によると、今年第1四半期に海外留学経験者の登録件数は616件で、前年同期比で55.6%の急増となった。昨年は第1四半期に396件、第2四半期に407件、金融危機が始まった第3四半期には545件と急激に増える傾向にある。

  ▽就業ビザ割り当て未達=今年の専門職就業ビザ(H-1B)の受付率は1カ月半にわたり未達の状態だ。4月1日から受付が始まったH-1Bビザは学士用の場合6万5000件の割り当てのうち4万5000件にとどまっている。昨年は受付初日に16万件以上の申請があった。

  ▽留学生の二重苦=移民法を専門とするイ・ヨンミ弁護士は、「以前は留学生が卒業後1年間はビザ延長が可能だった。しかし昨年から卒業後90日以内に就職しなければならないなど規定が厳しくなった」と話す。また、最近の景気悪化から企業が人員削減を進めており、特に規定が厳しいH-1Bビザの場合はスポンサーが敬遠しているという。依然1万5000件の割り当てが残るほど申請は減っている状況だ。
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