【ニュース分析】韓国の左派、本当に進歩的か(1)

【ニュース分析】韓国の左派、本当に進歩的か(1)

2009年04月02日10時34分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  進歩・正義・民主。

  誰も拒否しがたい「良い」概念の諸単語だ。これに反対すれば退歩(または守旧)・不正・反民主となる。

  しかし疑問が生じる。こうした良い言葉を使っている団体と諸組織が、本当に正義にのっとり、進歩的かつ民主的だろうか。これに対し、保守右派の論客のひとり、ソウル大・朴孝鍾教授(パク・ヒョジョン、62)が異義を申し立てた。

  同氏は2日午後、ソウル明洞(ミョンドン)の銀行会館国際会議場で「正名討論会」という、やや聞き慣れないタイトルのセミナーで、基調提案を行った。「正しい名前」を求め、同氏は尋ねる。「進歩左派というが、韓国の左派が本当に進歩だということなのか」。朴教授が考えるには、左派勢力は巧妙な「言語ゲーム」(language game)をしている。

  誰も否認できない抽象的かつ高貴な価値を持つ民主、正義などと言った諸単語を掲げ、反対の陣営を「非民主・不正義」に追い込んでいるということだ。その上、朴教授はこれまで聖域とされてきた「天主教(カトリック教)正義具現全国司祭団」にも公開的に触れた。

  昨年4月、正義具現司祭団は「李明博(イ・ミョンバク)政権の大運河事業を、信仰の名で断罪する」という声明を出した。朴教授はこれを代表的な事例に挙げた。「正義具現司祭団は正義を具現するというタイトルとは異なって、偏狭な見解から政治的な争点を見ており“大義”と“絶対善”を独占したかのように、政府の特定政策を“信仰の名”で裁断している」ということだ。

  続いて「こうした態度は“信仰”という偉大なる名前を侮辱する“神聖冒涜”の行為だ」と批判した。朴教授の指摘は軽くない。同氏自身がカトリック大神学部を卒業しており、助祭に叙任せられた“カトリック寄りの人物”だ。同氏の実兄はカトリック教の神父だという。

【ニュース分析】韓国の左派、本当に進歩的か(2)
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