「現代自、トヨタに追いつく絶好の機会」ブルームバーグ
28年ぶりとなる最悪の低迷に陥っている米自動車市場で、現代(ヒョンデ)自動車が絶好の機会を迎えているとブルームバーグが30日に報じた。ブルームバーグによると、今年に入り米国市場の自動車販売は39%急減した。世界トップの自動車メーカー、日本のトヨタ自動車も36%減少した。
これに対し現代自動車は4.9%増加した。こうした販売増加は20%減と振るわない現代自動車の国内販売の緩衝の役割をしていると同通信は分析している。競合メーカーがぐらついている間にウォン安を武器に米国市場攻略に積極的に乗り出したためだ。過去6カ月間に対ドルでウォンは13%下がったが、円は8.5%上がっている。