しばらく落ち着いていた為替レートがまた金融市場を動揺させている。 国際金融市場の不安定で外国人投資家が国内の株式を売り、これに驚いた国内投資家も株式を売りながら、ウォン安と株価下落の悪循環が続いている。
韓国ウォンが落ちるところまで落ちたと判断していた専門家らも、ウォン安ドル高が1ドル=1500ウォン台まで進んだことに不安感を隠せずにいる。 また当局も市場安定策を見いだせずにいる。
◇深まる不安感=ウリィ銀行のクォン・ウヒョン外国為替ディーラーは「心理的な支持線だった1ドル=1500ウォンを突き抜けただけに、さらにウォン安が進む可能性がある。昨年11月25日の安値(1525ウォン)も超えるかもしれない」と語った。