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【社説】ジャッキー・チェンのような美しい長者増えるべき

2008.12.04 11:20
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世界的なアクションスター、ジャッキー・チェン(成龍)が、4000億ウォン(約260億円)台にのぼる「全財産のチャリティー」を宣言した。

普段から収入の一定金額を着実に寄付してきた同氏は「世を去る前に通帳残高を完全になくし、全額を家族ではなく社会に寄付する」とした。生まれるときも死ぬときも裸身ひとつ、という考え方を実践に移すということだ。

 
ジャッキー・チェンの生き方は、惜しまず施す長者としてよく知られている、米バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット最高経営責任者や米マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長と同じ軌跡のものだ。自ら稼いだお金だが自分のものだと思わず、倹約する生活を楽しみ、子息に遺産を残さないというのがこれらの共通点である。ひとり息子を持つジャッキー・チェンは「息子に能力があれば、父のお金は必要ない。能力のない息子に、父の財産をむなしく使わせるわけにもいかない」とし、厳しい子供の教育観を示した。

すでに財産の8割以上を寄付したバフェット氏も「長者の父に会って、終生何もしなくてもいいほど多くの財産を譲り受けるのは、子女から達成感を奪うことと同じだ」という点を繰り返し強調してきた。数百億ドルにのぼる資産家のゲイツ氏も家族の分として1000万ドル(約9億3000万円)だけを残し、全額寄付するとの意思を表明した。お金を稼ぐことよりよく使うことに重心を置く美しい長者の典範と言わざるを得ない。

もちろん韓国にもノーブレスオブリージュを実践する長者像が全くないわけではない。財産の大半の578億ウォンを韓国科学技術院(KAIST)に寄付した韓方(漢方)医学博士のリュ・グンチョル氏がそうである。かかとが割れた靴を20年間も履き、穴の開いた肌着を着るほどのケチながらも、教育発展のために大金を快く寄付したのだ。しかし「富の還元」に対する韓国社会の認識はまだまだ程遠い。本人が決心するとしても、遺産問題で家族の理解を得るのが容易でない。そのため、先進国に比べて寄付総額で遺産による寄贈が占める割合が非常に低いという。誰もが厳しい状況のこのところこそ、長者の喜捨が切実なときだ。金融危機の渦中にもバフェット、ゲイツ氏らのような米国の富豪はチャリティー活動をさらに増やしているらしい。長者が尊敬されるのは、財産の大きさではなく、施しの大きさにかかっている。

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