就航する航空会社がなく開港できずにいる蔚珍(ウルジン)空港を民間操縦士を養成する飛行訓練院として使用する案が推進される。 金大中(キム・デジュン)政権当時の99年末に着工した蔚珍空港は、計画の段階から「利用者が少ない」という指摘があった。
政府はこうした指摘を無視して工事を強行した。 航空大航空交通物流学部の李英赫(イ・ヨンヒョク)教授は「(蔚珍空港は)地方区に熱を上げる政治家の政治論理と政府のずさんな需要予測が生んだ予想された失敗」と話した。
国土海洋部の鄭日永(チョン・イルヨン)航空鉄道局長は31日、「政府が訓練院として使用するよう基本設備を整えた後、民間資本を誘致して運営する案を推進している」とし「具体的な案をまとめるために準備を進めている」と述べた。