中国、離於島領有権を主張

中国、離於島領有権を主張

2008年08月08日10時06分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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 韓国が実効支配している離於島(イオド、波浪島とも)に対し、中国が領有権を主張していることが、 7日になって初めて確認された。

  離於島は済州道(チェジュド)南部の馬羅島(マラド)から149キロ離れており、中国からは247キロも離れている。

  中国外務省が韓国政府の離於島活用について交渉を求めてきた前例はあるが、政府傘下の機関が公式の文書を通じて同島を中国領と主張したのは初めてだ。

  中国国家海洋局傘下の機関、中国海洋新息網(情報サイト)は同ウェブサイト(http://www.coi.gov.cn)の「海洋文化」コーナーに、離於島の中国名、蘇岩礁に関する内容を掲載しこのように主張した。

  07年12月24日に掲載されたものとみられる同内容で中国側は「蘇岩礁は中国東海北部と黄海南部に近い東海海区に帰属する」と記述した。また「江蘇省南通市と上海崇明島東部から150海里(1海里は1852キロメートル)の海域にある」と付け加えた。

  続いて「蘇岩礁が江蘇外海にある岩石であり、舟山群島の東北部に位置した童島などとともに中国東海の外側に沿って分布し“島の帯”を形成している」と説明した。また「地質学的には長江三角柱の海底丘陵(海山)であり、最も高い所が4.6メートル、南北の全長が1800メートル、東西の幅が1400メートル、面積が約2平方キロメートル、周辺海域の平均水深が50メートルだ」と記載した。

  中国側は自称蘇岩礁の位置を示した地図までホームページに掲載した。歴史記録を掲げているのが、同文書の掲載で目につく部分だ。中国側は同サイトで「蘇岩礁は中国の漁民が数千年前に初めて発見以来、山東、江蘇、浙江、福建、台湾の5省の漁民がむかしから操業してきた漁場だ」と主張した。

  こうした主張の根拠として、中国は「蘇岩礁が中国領の海域内にあり、200海里の排他的経済水域(EEZ)内にあるから中国領だ」と強調している。

  韓国政府はしかし「離於島には韓国政府が海洋観測施設まで設置しており、実効的に支配している韓国領だ」と反論した。国際社会で通用する中間線を適用しても韓国の所轄権が認められるというのが韓国政府の立場だ。
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