2日、北朝鮮・平壌(ピョンヤン)での南北(韓国・北朝鮮)閣僚級会談を終えてソウルに戻ってきた李在禎(イ・ジェジョン)統一部長官が、北朝鮮に対するコメ・肥料の支援について「合意した」と「合意しなかった」を翻意した。これによって、李長官が北朝鮮側と「非公開の合意」をしたのではないか、という見方が広がっている。
平壌で発表した共同文書はコメ・肥料を支援する問題には触れていない。ソウルに戻った李長官は同午後8時25分ごろ、三清洞(サムチョンドン)の南北会談本部にいた記者らを訪ねてきた。北朝鮮に支援するコメと肥料の量を尋ねられると、李長官は「肥料は30万トン、食糧は40万トンだ。双方が合意したもの」と説明した。同長官は、最初は「例年のレベル」と話したが、内容詳細を求められると「原則的に双方がこうした具合が良いだろうとしたものが、肥料30万トン、食糧40万トン」と特定した。
記者室を出た李長官はしかし、約10分後に再び訪ねてきて「北朝鮮が要求した物量だ。(双方が)合意し決めたものではない」と翻意。結局、共同文書には盛り込まれていないコメ・肥料の支援問題について李長官が「合意した」とした後、10分後に「合意しなかった」と語ったのだ。野党ハンナラ党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)スポークスマンは「非公開の合意があるなら明確に内容を公開し国民の同意を得るべき」と述べた。国民中心党の李揆振(イ・キュジン)スポークスマンは「与えるいっぽうの支援を隠すためではないか」とした。

関連ニュース
























