西海(ソヘ、黄海)と南海(ナムヘ)の上空で訓練中だった空軍戦闘機2機が墜落した。2000年以降だけでも11度目である今回の事故は、8分おきで連続的に発生し、さらに衝撃が大きい。
2000年以降の事故のうち、7回がF-4とF-5系統の戦闘機だった。今回、墜落した戦闘機もF-4EとF-5Fだ。もちろん、これら戦闘機は数百機もあり、事故の原因も多様だから、ありうることかもしれない。しかし、同じ機種の戦闘機が墜落しつづけるのは、何か問題点があるということの反証でもある。以前の各事故に対する点検や整備などに、不備な点はなかったのか、徹底した点検を行うべきだろう。今回の事故も、こうした側面にさらに留意したならば防げたのでは、と思えて残念だ。
空軍側は、事故が起きるとその「不可避性」を掲げる。いくらきちんとした整備を行い、優秀な操縦士でも、元々危険の要因が多い戦闘機の特性上、事故を避けがたいとのこと。しかし、毎年約2件の墜落事故が起きる状況ならば、国民の信頼を得がたいだろう。若い操縦士の生命の大切さ、そして家族の悲しみを考えてみたのか。
空軍は、事故の原因が判明するまで飛行訓練を中止した。機体の欠陥、操縦士の未熟さなど多様な可能性を念頭に置いて、正確な事故の原因を糾明しなければならない。今回は、いくら時間がかかっても徹底的に調べて、二度とこうした事故が再発しないようにすべきだ。F-4Eは製作から35年、F-5Fは22年ほど経っている。とりわけ、F-4系統を運営する国家は韓国しかない。
F-4D戦闘機を見た日本自衛隊関係者が「韓国空軍の整備能力は大したものだ」と称賛でない称賛をしたほどだ。このように老巧化した戦闘機で訓練をする以上、常に危険要因が潜在しているのだ。したがって、新型戦闘機がなるべく早期に導入されなければならない。しかし、予算の事情上、不如意だ。
だからといって、予算のせいにばかりしてはいられないだろう。戦闘飛行団長をはじめ空軍の高官らは、飛行安全に関連した格別な対策を講じるように。

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