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中国の胡錦濤国家主席が居住する北京・中南海の北側には後海という大きな湖がある。この一帯には各地域の特色ある料理店や酒場、観光記念品店が並んでいる。2003年に新型肺炎(SARS)が広がった中、北京市が衛生と清潔を強調しながら新しく造成した街だ。
この街が最近、オバマ米大統領の初の中国訪問(15-18日)を控えてまた注目を集めている。北京市当局が最近、この一帯で「OBAMAO」Tシャツ販売の取り締まりを始めたからだ。
なぜTシャツ販売の取り締まりが注目されるのか。オバマ大統領が就任した年初からこの一帯ではオバマ大統領を素材にしたTシャツが作られ、飛ぶように売れた。紅衛兵姿のオバマ大統領の写真と「人民のために奉仕する(為人民服務)」という毛沢東の親筆を同時にデザインした俗称「OBAMAO」Tシャツだ。インターネットでは最近、オバマ大統領と毛沢東の顔を合成した写真、オバマ大統領を社会主義者として描写した合成写真などが流通したりもした。
しかしオバマ大統領の訪中を控え、最近「OBAMAO」Tシャツがこの街から姿を消している。北京市当局がみやげ店に電話をかけて販売中止を要求したり、現場の取り締まりを行っているという声も聞こえる。「米国大統領の中国訪問を控え、不必要な誤解を遮断するための措置」というメディアの解釈も出ている。
一方では中国産製品に対する反ダンピング攻勢、人民元切り上げ要求などオバマ大統領の中国政策が具体的に一つずつ公開され、これに失望した中国人の冷めた情緒を反映しているという分析もある。実際、環球時報の世論調査で54.8%は「オバマ大統領の訪問には関心がない」、83.3%は「オバマ大統領の訪中で中国が得することはない」と回答している。
復旦大学米国研究所の沈定立教授は「過去には米大統領の訪問前、中国は融和的な雰囲気づくりに力を注いでいたが、最近は国力が強まっただけに米国に言うべきことは言うべきだという雰囲気に変わってきている」と分析した。
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