「日本の野球ファンと読売ジャイアンツの同僚から裏切り者と言われるかもしれないが、後に『米国に行ってよかったな』と言われるように頑張りたい」
ニューヨーク・ヤンキースの日本人選手、松井秀喜(35)が7年前、米国に進出する際に語った言葉だ。
松井は5日(日本時間)、ニューヨーク・ヤンキースタジアムで行われたフィラデルフィア・フィリーズとのワールドシリーズ第6戦で先制2ランをはじめ4打数3安打6打点と活躍し、東洋人初のワールドシリーズMVPになった。
ヤンキースは松井の活躍で7-3で勝ち、4勝2敗の成績で00年以来9年ぶりにワールドシリーズを制した。ヤンキースは今回の優勝で歴代最多優勝回数を27回に伸ばした。
試合は松井の独壇場だった。5番打者で出場した松井は2回裏、右越2ランを放ち、先制点をあげた。3回二死満塁と5回一死一、二塁の場面でもそれぞれ2打点タイムリーを放った。6打点はワールドシリーズの1試合最多打点タイ記録。
今回のワールドシリーズで13打数8安打(打率6割1分5厘)・3本塁打・8打点をマークし、最優秀選手(MVP)に選ばれた。ワールドシリーズ優勝を経験した東洋人選手は松井を含めて7人となった。
◇朴賛浩、第6戦でも好投=フィラデルフィアの朴賛浩(パク・チャンホ、36)は第6戦でも1イニングを無失点に抑える好投を見せたが、チームが敗れて色あせた。朴賛浩は6回裏、一死一塁から登板、ジーターとヘアーストンを凡打で処理し、イニングを終えた。7回裏にもマウンドに立った朴賛浩はテシェイラを三振に仕留め、ロドリゲスに左前ヒットを許した後、交代した。
ワールドシリーズでの記録は4試合で3イニング1/3を投げ、2安打・3奪三振・1四球の無失点。チャンピオンリングは逃したが、メジャー進出15年目にして初めてワールドシリーズを経験し、大舞台で好投するという栄誉をつかんだ。




























