北ミサイルへの先制打撃「キルチェーン」、韓国軍は現在使わず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.10 15:13
韓国国防部が北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応する戦力を意味する「3軸体系」という用語を「核・WMD対応体系」に変更することにした。WMDは大量破壊兵器を意味する。
軍関係者は10日、「『3軸体系』とは北の核・ミサイルに対応する3つの武器体系を単純に表す言葉」とし「こうした武器体系は北の核・ミサイルだけでなく韓国を脅かす大量破壊兵器全般に対応するものであり、『核・WMD対応体系』がより適切な表現」と説明した。
政府情報筋も「3軸体系という用語は概念に一部誤りがあり現実を正確に反映していないという指摘があったため整理した」と明らかにした。また「一部の人が主張しているように北を意識したものではない」と強調したが、「南北の軍事的緊張緩和など情勢の変化も込めたのは事実」と述べた。