주요 기사 바로가기

<目前に迫る『シルバーコリア』>(上)都心の中に「老人都市」拡大(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.05 16:02
0
◆「高齢者亡くなり、なくなった家も多く」-忠清南道ポムジキ村

人々はそこを「ポムジキ村」と呼んだ。忠清南道青陽郡の七甲山(チルガプサン)のふもとにあるこの村の後ろの山ではかつて虎がしばしば目撃されたという。村の名前が「虎(ポム)守り(シキミ)」で「ポムジキ村」になった。虎に感謝を伝えようという意味で始まった行事は毎年200人余りが集まり村の入り口で行われた。

 
10月30日に訪ねた青陽郡温直里(オンジクリ)のポムジギ村は荒涼としていた。ぐにゃぐにゃと曲がった村道に従って寂しげに残っている空き家が今にも倒れそうだった。

土壁はあちこち崩れ、垂木にはクモの巣が張っていた。門の近くに捨てられた古い食器や衣類が人の暮らしていた場所であることをうかがわせた。1990年代初期には人口が100人を超えていたとは信じられなかった。現在この村には5世帯だけが居住している。キム・ヨンマン里長(58)を除く4世帯が70歳以上の高齢者たちだ。

「ここに見えるのは今は唐辛子畑だが、もともと家の跡地だった。年配の方が亡くなり、そのままなくなった家も多い。今はどこが家の跡地だったのかさえ思い出せないほどだが…」。

60歳になるキム里長は、この村では面倒な仕事を引き受ける働き手だ。田畑を通り過ぎて村の入り口にぽつんとある家の庭ではイ・ビョンオクさん(78)がゴマをはたいていた。イさんはここで50年以上暮らしてきた生き証人だ。成長した子供たちは全員、都市部へと離れていった。

「残った高齢者まで1人2人と離れていけばポムジギ村も一緒になくなるかと思うと残念だ。それでも仕方ない、残った者でも最後まで生きなくちゃ」(イさん)


<目前に迫る『シルバーコリア』>(上)都心の中に「老人都市」拡大(1)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP