【社説】慰安婦問題の肯定的信号交わした韓日首脳
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.17 09:47
日本の安倍晋三首相が日本軍の慰安婦強制動員を認めて謝罪した「河野談話」を見直さずに継承するという立場を明らかにした。朴槿恵(パク・クネ)大統領は「幸い」としながら肯定的に評価した。私たちは、慰安婦問題について両首脳が交わした干満の肯定的合図が、行き詰まっていた韓日関係を解く端緒になることを期待する。
安倍首相は14日、国会答弁で慰安婦問題について「筆舌に尽くしがたいつらい思いをされた方々のことを思い、非常に心が痛む」として「安倍内閣で河野談話を見直すことは考えていない」と話した。河野談話を修正しないという意を安倍首相が明らかにしたのは初めてだ。韓日関係の改善を強力に要求しているワシントンの圧力を意識した面があるとしても、とりあえずは肯定的に評価するだけのことはあると見られる。