青瓦台の参謀らもやめさせようとしたという。1時間の演説で扱うには内容が膨大だったからだ。しかし盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は23日、それを押し通してテレビ生中継新年演説を強行した。演説途中、原稿を見られる装置(プロンプター)も使わなかった。
盧大統領はこれまで自他ともに認めるする「マルチャン」だった。討論の達人という意味だ。2002年の候補時代に行ったシンポジウムで、しゅうとの左翼活動経歴を問題視する相手の口を一言でふさいでしまった。「それでは私に愛する妻を捨てろということですか」また就任時、検察改革が思った通りに進まず「検事との対話」を自ら要望した。「このくらいになれば無礼者ということでしょう?」という彼の言葉は流行語になった。