米朝交渉2カ月間行き詰まり…文大統領が再び仲裁者として登場
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.14 09:15
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が米朝交渉の仲裁者としてもう一度登場する。来月平壌(ピョンヤン)で開かれる文大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長との3回目の南北首脳会談は行き詰まっている米朝関係に突破口を設けるのが第1の目標だ。6・12米朝首脳会談以降、米朝間非核化交渉が続いているが、2カ月間これといった成果がない。
文大統領は金委員長との3回目の首脳会談で4・27板門店(パンムンジョム)宣言に明示された通り、今年中に終戦宣言を推進するという立場を再確認するものとみられる。この過程で米国など周辺国が終戦宣言に呼応できる先制措置をめぐり、金委員長とどの程度の水準で合意を導き出せるかがカギだ。現在、米国は終戦宣言をするためには北朝鮮の非核化措置が優先される必要があるという立場で、北朝鮮は終戦宣言が体制保障の最初のボタンであるだけに急いで行う必要があると主張している。