中国電気自動車市場、4年間に40倍に…韓国は存在感ゼロ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.05 09:11
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BYDの代表的な電気自動車モデルe6(中央フォト)
中国電気自動車の急激な成長に韓国産電気自動車は現地で姿を消した。中国国内市場で弾みをつけて世界電気自動車業界をリードしようとする中国の野心が本格化し、韓国国内市場でも危機感が広がっている。
大韓貿易投資振興公社(KOTRA)によると、中国内の電気自動車販売台数は2013年の1万4600台から2017年には56万9000台に急増した。4年間に39倍ほど増加し、中国の市場規模は世界の約40%を占める。KOTRA関係者は「中国政府は2020年までに500万台普及、年間生産能力200万台を政策目標にしている」と伝えた。
韓国産など従来のグローバルブランドは存在感が薄れている。韓国貿易協会の資料を見ると、2015年に16万1725ドル(約1740万円)だった韓国の電気自動車の対中国輸出額は2016年には10万7380ドルと33.6%減少し、2017年は実績が全くなかった。輸出の代わりに現地生産に方向を定めた結果だ。