【グルメ】日本にも紹介されたソウル広蔵市場“麻薬キムパプ”を大解剖(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.26 16:46
“麻薬キムパプ”1号店は、日曜日を除いて毎日午前6時から翌日午前2時まで休みなくのり巻きを販売している。たまに作り置きしてあったのり巻きが完売して早く店を閉める日もある。ヤンスクさんと個人的に話ができる時間は、周辺の反物商店が閉まった午後7時から午後9時の間だけだという。ちなみに2号店は年中無休だ。
広蔵(クァンジャン)市場の平日夕方。シャッターをガラガラと下ろす音が聞こえ始めると、慌ただしかった市場にはあっという間に闇が立ち込める。おなかをすかせた客が食べ物横丁に集まり騒がしくなってくると、“麻薬キムパプ”1号店の辺りはしんと静まりかえる。それでもユさん姉弟には休む暇がない。帰宅途中にのり巻きを買って行く客が途切れることなく訪れるからだ。